お知らせ(2025年4月10日掲載)
○第9期(2025年度)採択団体一覧・選評を掲載いたしました。
○第9期(2025年度)選評を掲載いたしました。
助成の趣旨
本基金は真如苑様のご支援により実施するものです。
本基金は、多文化共生や外国人支援の取り組み、とりわけ貧困や暴力、差別に苦しむ人々への支援に資する取り組みを優先的に応援します。
日本人の貧困問題、とりわけ「子どもの貧困」については社会全般の認識が進みつつありますが、外国人に対しては人々の意識の面でも公的制度の面でも大きく取り残されています。
この10年ほど外国人労働者の受け入れが大きく拡大しており、コロナ下においても日本で働く外国人労働者数は過去最高を更新していますが、社会全体として共生への取り組みはまだまだ十分ではありません。今後日本社会において多文化・多民族の共生はますます重要な課題になっていくのは間違いなく、その中で地域の市民による助け合いの活動(NPO/NGO 等の市民活動)もいっそう重要性を増していくと思われます。
こういった認識のもと、本基金により、兵庫県内で多文化共生・外国人の支援の活動を行うNPO等に資金助成を行い、本趣旨にかなう活動の充実・拡大と、活動する団体の発展及び相互のネットワーク・連携強化を図ります。
対象団体
兵庫県のいずれかの地域において、多文化共生・外国人支援の活動を行う非営利団体(法人格の有無や種類は問わない)。
対象となる事業
多文化共生や外国人支援の取り組み、とりわけ貧困や暴力、差別に苦しむ人々への支援に資する取り組みを優先的に助成します。
なお、以下の事業は対象としません。
① 営利目的の事業
② 政治活動、宗教活動を主たる目的とする団体の事業
③ 反社会的勢力の支配下、またはその関係にある団体の事業
④ 許認可、認証、および登録等を必要とする事業で、当該事業の許認可、認証、登録等を受けていないもの
お問合せ・書類送付先
ご不明な点等ございましたらお気軽に下記までお問い合わせください。
公益財団法人ひょうごコミュニティ財団
〒650-0022 神戸市中央区元町通6-7-9 秋毎ビル3階
電話:078-380-3400 FAX:078-367-3337
Email: hyogo@communityfund.jp
選考について
【選考委員】(2025年度)
委員長 武田 丈 関西学院大学 人間福祉学部 教授
委員 小澤 昌甲 社会福祉法人 神戸 YMCA 福祉会 常務理事
委員 横川 太 公益財団法人 兵庫県国際交流協会 専務理事
委員 李 裕美 特定非営利活動法人多言語センターFACIL 理事長
委員 原島 照司 真如苑 社会交流部 (敬称略)
採択団体
▶2025年度(第9期)
▶2024年度(第8期)
▶2023年度(第7期)
※第6期まで10月~翌年9月が事業期間でしたが、第7期より4月~翌年3月に変更したため、2022年度を空けて2023年度が第7期となります。
▶2021年度(第6期)
▶2020年度(第5期) ※ひょうご・みんなで支え合い基金(第1期)と統合して実施
▶2019年度(第4期)
※「真如苑・ひょうご子ども応援基金」 2016~2018年度(第1~3期)採択団体はこちらから
本基金について
真如苑では、2006 年より、東京都立川市を含む多摩地区において、さまざまな市民活動により地域社会が発展するためのお手伝いができればとの願いから、「多摩地域市民活動公募助成」事業をはじめさせていただき、その後、貧困や虐待などの問題を抱える子どもや青少年に向けた「自立援助ホーム支援助成」や、東日本大震災の経験から災害に備えた地域の自助・共助活動を支援させていただく「市民防災・減災活動公募助成」を継続しております。
一方、2009 年より、NPO や NGO を支援する中間支援組織や、地域の課題解決に取り組む団体と市民をつないで活動するコミュニティ財団とともに、中部、関西、九州、東北などで助成事業を進めていく中で、2016 年より「ひょうごコミュニティ財団」と協働して、「真如苑・ひょうご子ども応援基金」を創設し、子どもの貧困や孤立などの問題に 3 年間取り組んでまいりました。
2019 年からは、これまでの取り組みを深化させつつ、テーマを“多文化共生・外国人支援”に変更して、その課題解決に向けて取り組ませていただくこととなりました。私たちは、「真如苑・ひょうご多文化共生基金」を通じて、あらゆる隔てを越えて支援の必要な方々に寄り添い、だれもが安心して暮らせる地域社会づくりに貢献させていただきたいと願っております。
真如苑
真如苑について
真如苑は1936年、開祖・伊藤真乗と妻の友司(霊祖・摂受心院)により始まった宗教法人です。縁あって不動明王像を迎えたことを機に、真乗は妻と共に心を定め、恵まれた生活から一転、宗教専従の道に入りました。
2人の遺志を受け継いだ苑主・伊藤真聰は、国内外に教えを伸展して、社会貢献活動を拡げていき、現在では世界に約100万人の信徒と約150カ所の施設があります。そこでは国や世代、性別、宗教的背景を問わず、さまざまな人が日常生活を修行の場として、融和の精神と利他の実践行を大切に精進しています。
真如苑が行う社会貢献、そして設立した財団の活動は、信仰活動と変わることなく立教の理念を大切にしています。これからも一人ひとりの救いを祈り、希望の未来のために取り組み続けてまいります。
真如苑公式サイト
https://www.shinnyo-en.or.jp/
真如苑の社会貢献活動についてはこちら
https://www.shinnyo-en.or.jp/activities/