真如苑・ひょうご多文化共生基金

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お知らせ(2024年4月11日掲載)

○第8期(2024年度)採択団体一覧を掲載いたしました。
○第8期(2024年度)選評を掲載いたしました。

助成の趣旨

本基金は真如苑様のご支援により実施するものです。

本基金は、多文化共生や外国人支援の取り組み、とりわけ貧困や暴力、差別に苦しむ人々への支援に資する取り組みを優先的に応援します。
日本人の貧困問題、とりわけ「子どもの貧困」については社会全般の認識が進みつつありますが、外国人に対しては人々の意識の面でも公的制度の面でも大きく取り残されています。
2019年4月から改正入管法が施行され、外国人労働者の受け入れが大きく拡大しており、コロナ禍の2020年10月時点でも日本で働く外国人労働者数は過去最高を更新しています。しかし社会の対応は十分ではなく、今後日本社会においては多文化・多民族の共生が大きなテーマになっていくと予想されています。
こういった状況のもと、本基金により、兵庫県内で多文化共生・外国人の支援の活動を行うNPO等に資金助成を行い、本テーマに叶う活動の充実・拡大と、活動する団体の発展(キャパシティ・ビルディング)を図ります。

対象団体

兵庫県のいずれかの地域において、多文化共生・外国人支援の活動を行う非営利団体(法人格の有無や種類は問わない)。

対象となる事業

多文化共生や外国人支援の取り組み、とりわけ貧困や暴力、差別に苦しむ人々への支援に資する取り組みを優先的に助成します。

なお、以下の事業は対象としません。
① 営利目的の事業
② 政治活動、宗教活動を主たる目的とする団体の事業
③ 反社会的勢力の支配下、またはその関係にある団体の事業
④ 許認可、認証、および登録等を必要とする事業で、当該事業の許認可、認証、登録等を受けていないもの

お問合せ・書類送付先

ご不明な点等ございましたらお気軽に下記までお問い合わせください。

公益財団法人ひょうごコミュニティ財団
〒650-0022 神戸市中央区元町通6-7-9 秋毎ビル3階
電話:078-380-3400 FAX:078-367-3337
Email: hyogo@communityfund.jp (担当:長澤,福田)

選考について

【選考委員】(2024年度)
委員長 武田  丈     関西学院大学 人間福祉学部 教授
委員  小澤  昌甲    社会福祉法人 神戸 YMCA 福祉会 常務理事
委員  石田  賀奈子   立命館大学 産業社会学部 教授
委員  横川  太     公益財団法人 兵庫県国際交流協会 専務理事
委員  原島  照司    真如苑 社会交流部 課⾧代理        (敬称略)

採択団体

▶2024年度(第8期)

▶2023年度(第7期)
※第6期まで10月~翌年9月が事業期間でしたが、第7期より4月~翌年3月に変更したため、2022年度を空けて2023年度が第7期となります。

▶2021年度(第6期)

▶2020年度(第5期) ※ひょうご・みんなで支え合い基金(第1期)と統合して実施

▶2019年度(第4期)

※「真如苑・ひょうご子ども応援基金」 2016~2018年度(第1~3期)採択団体はこちらから

本基金について

 真如苑では、2006年より、東京都立川市を含む多摩地区において、さまざまな市民活動により地域社会が発展するためのお手伝いができればとの願いから、「多摩地域市民活動公募助成」事業をはじめさせていただき、その後、貧困や虐待などの問題を抱える子どもや青少年に向けた「自立援助ホーム支援助成」や、東日本大震災の経験から災害に備えた地域の自助・共助活動を支援させていただく「市民防災・減災活動公募助成」を継続しております。
 一方、2009年より、NPOやNGOを支援する中間支援組織や、地域の課題解決に取り組む団体と市民をつないで活動するコミュニティ財団とともに、中部、関西、九州、東北などで助成事業を進めていく中で、2016年より「ひょうごコミュニティ財団」と協働して、「真如苑・ひょうご子ども応援基金」を創設し、子どもの貧困や孤立などの問題に3年間取り組んでまいりました。
 2019年からは、これまでの取り組みを深化させつつ、テーマを“多文化共生・外国人支援”に変更して、その課題解決に向けて取り組ませていただくこととなりました。私たちは、「真如苑・ひょうご多文化共生・外国人支援基金」を通じて、あらゆる隔てを越えて支援の必要な方々に寄り添い、だれもが安心して暮らせる地域社会づくりに貢献させていただきたいと願っております。

真如苑

真如苑とは……

 真如苑は、開祖の伊藤真乗が1936年(昭和11年)、東京都立川市に開いた仏教教団です。釈尊最後の教えとされる大般涅槃経を根本経典とし、日常生活を修行の場として、他のために行う利他の実践行を大切にしています。開祖が一貫して悩み苦しむ方の立場に立ち、その時にできる精一杯の支援活動を続けてきたように、志を同じくする多くの方々とのつながりを大切にしながら、子ども、女性、教育、障がい者福祉、環境保全、文化芸術、国際協力や災害支援(SeRV)などの分野での社会貢献活動に取り組んでいます。