輝け加古川みらい基金 第6期 夏

第6期夏(2021年度) 助成事業一覧

第6期夏募集 採択団体 総評(PDF・2021.10.30掲載)
第6期夏募集 採択団体(PDF・2021.10.06掲載)

・第6期夏募集(2021年度)のお知らせ(募集終了)はこちら→第6期夏募集(2021年度)

基本コース

団体名 事業名 金額
1 (一社)こどものための音楽塾 ~0歳から聴けるクラシックコンサート vol.8~未来の音楽家たちへ 若手音楽家からの贈り物(仮題) ¥100,000
2 加古川野口マジッククラブ 文化・芸術の振興を図る ¥100,000
3 ハルモニアルク 美しい未来への旅〜新しい学びのビジョン-サービスラーニングによる いのちの学び(エンド・オブ・ライフ) ¥44,000
4 リバージェッツ 男子ミニバスケットボールチーム「リバージェッツ」の設立 ¥100,000
5 親子サークル UME 子育て応援・地域活性化 ¥71,000
合計 ¥415,000

輝け加古川みらい基金 第6期夏募集 委員選評

選考委員長総評

 コロナ禍が、なかなか収束に向かわない状況ですが、団体助成事業「輝け加古川みらい基金」は、最終募集として第6期の夏募集をしました。第6期で採択された事業も実施が難しい中でしたので、応募は、基本コースに5団体のみに留まりました。応募数は少ないとはいえ、いずれもこういう状況下ならではのくふうが見られる活動内容で、審査員も全員が共感をもちながら審査をさせていただきました。

 選考審査ではいつものようにまず、選考委員が事前評価をした内容をもとに、一つ一つの団体について意見交換をしました。応募団体ごとに確認をしながら各コースの評価基準に則って、じっくりと審査を進めていきました。

 その結果、今回は応募の5団体すべての採択を決定しました。資金の使用項目も精査した上で、ほぼ希望通りの助成金額での採択となりました。このような状況下で応募してくださったことに感謝をするとともに、活動を予定通り実施していただける状況であることを願っています。

 全体を通して印象に残ったのは、自粛を強いられる中でなんとかストレスや運動不足を解消し、誰も孤立をさせないために活動再開をめざそうとする意志が感じられたことです。世界中がこの感染症の終息を望みながらも、あまりにも長引く状況で我慢の限界を感じ始めているので、身近で実現できる小さな活動の大切さを強く実感しています。

 もともとこの「輝け加古川みらい基金」は、「こども・次世代育成」「女性の社会参加」分野での草の根の活動を支援し、誰も取り残されない地域社会をめざすものですが、その意図するところの重要性が具体的なイメージとして広がっていることと思います。この経験で気づいたことが、これからのまちづくりに活かされていくことにつながれば、大変な経験をされた方達が少しでも報われることになるのではないかと思う次第です。

 今回の審査が、この基金による最後の募集となりますが、採択された団体の活動が今後もますます発展することを引き続き応援するとともに、これまで採択されたすべての団体が、この助成金がなくなっても地域に根付いていくことを大いに期待したいと思います。