採択団体訪問: マサヤン・タハナン

7月28日、中央区異人館通りの「海外移住と文化の交流センター」3Fに事務所を構える「マサヤン・タハナン」(神戸のフィリピン人コミュニティグループ。楽しい家の意)を訪問しました。出迎えてくれたのは、川口フローラさん(副代表・事務局長)と鋤柄利佳さん(外国人相談専門員・行政書士)。
 5年ほど前から複数回、真如苑ひょうご・多文化共生基金、ひょうごみんなで支え合い基金、共感寄付にご応募、採択されてきた団体です。今年度の事業(主に相談事業や情報提供事業)の進捗状況、この活動を始められた経緯・歴史、現在の活動の意義と課題などについてお話を伺いました。

 火曜日は、相談に預かる日でした。最近の相談で多いのは、在留資格更新手数料が大幅に上がる改正入管法への不安に関するもので、この2か月の間に40件ほどに上り、すでに昨年の相談総数の半分ほどに達しているそうです。また、近年の社会情勢の変化を受け、子どもたちの学校生活レベルでも影響がありとても心配だとのことでした。
 そんな中、フローラさんは、ますますフィリピン人コミュニティへの情報発信に力を入れ、久しぶりのニュースレターの発刊、HPの改定、YoutubeやSNSの活用、さらには会計管理や助成金申請書や報告書作成など、まさに八面六臂の獅子奮迅ぶり。
 メンバーは40人以上いて心強く感じると同時に、その多くは生活事情からボランティア活動にあまり時間をさけず、すべきことが一手に集中し、今後、タスクの分散化、さらには後継者探しが大きな課題となっているようです。

忙しい中、明るく迎えてくださったお二人に、暖かく相談しやすい雰囲気と安心感を覚えたひと時でした。

採択団体訪問: NPO法人TEARDROPS

NPO法人TEARDROPSを訪問し、代表の児玉祐葵さんとお会いしてきました。TEARDROPSは、今期2026年度のひょうご・みんなで支え合い基金の若者活動応援コースの採択団体で、2度目の挑戦で採択を勝ち取られました。

当財団にはじめて相談にこられたのが3年前です。当時まだまだ暗中模索のなかで活動されていましたが、それから徐々に力を付け、今では、神戸市西区伊川谷町をベースに、学習支援や子ども食堂・こどもの居場所等を通じた子ども支援の活動を多角的に展開されています。活動メンバーは、児玉さんと同世代の20代が中心で、兵庫県外からサポートしてくれている人もいます。
そして今年の4月には、任意団体からNPO法人として法人化されました。また、当財団が運営する寄付と活動を繋ぐプラットホーム「共感寄付」にも昨年第6期より参加されており、昨年度は51万円の寄付を集められました。

ーー法人化した今のお気持ちは?
「自分自身のモヤモヤしていた気持ちをはっきりさせたかった。それは、もっと地域から信頼を得て団体としての継続性を確保したいとの思いです。ですから、これから一歩前進で、もっと地域や企業との連携を強化し、将来は自分達の活動のベースとなる拠点を持てるように頑張りたいです」
と明るく語ってくれました。

ーーまた、この活動をはじめたきっかけは?
「自分自身、子どもの頃に居場所に悩んでいた時期があったことやこの地元の子どもから騒げる場所がなくなったとの声を聞いたのが始まり」と。

ーーこの地域の魅力は?
「適度な距離感、都会過ぎず田舎過ぎず、総じて住みやすい」と。

活動は、子ども支援だけでなく、地域での世代間交流の場づくりにも挑戦しており、将来的には、地域でも様々なセクターを繋ぐ「中間支援」組織を目指したいとのことです。
今後の活躍が大いに楽しみな団体です。

NPO法人の運営基礎講座(8月25日開催)

NPO法人の運営基礎講座(8月25日開催)

総会シーズンの終わった今が足場がためのチャンス

運営基礎講座チラシこれまで何となく済ませてきたけれど、どことなく不安なNPO法人の事務。
理事会や総会の運営、各種書類の作成、所轄庁や法務局の手続きなど、総会シーズンが終わった今だから、気になる法人運営のモヤモヤをスッキリさせましょう。

NPO法人の特徴を知ること、自分の団体の定款を確認し、基本的な組織運営を自信をもって行うことは、信頼される団体であるためにも大切です。

将来、認定NPO法人を目指す団体も、法人運営の基礎固めが第一歩。
万が一不備が見つかった場合に「どうすれば正しく是正できるか」もあわせてお伝えいたします。

📝チラシ 参加申込

日 時 8月25日(火)14:00〜15:30(13:30開場)
会 場 中央区文化センター 1102号室/
対 象 神戸市内に主たる事務所を置くNPO法人の事務担当者

講 師 認定NPO法人相談窓口事業担当 奥田裕之

認定NPO法人まちぽっと前事務局長。政策提言やまちづくり、市民基金の運営などを行う。立教大学大学院・桜美林大学非常勤講師、NGO/NPOの講義を担当。

参加費 無料
持ち物 自団体の定款、事業報告書・活動計算書をご用意ください
定 員 20名 ※要申し込み(先着順)

・当日は団体の代表や理事だけでなく、事務のお仕事を担われる方の参加も歓迎です。
・今は認定NPO法人を取る予定がなくても、まずは話を聞いてみたいという方の参加も歓迎します。

※2026年度 神戸市「認定NPO法人相談窓口」委託事業

「2025年度助成事業実施報告」を公開しました。

2025年も多くのみなさまからのご支援によって、兵庫県内のさまざまな分野で活動している市民活動団体を支援することができました。

困難な情況にある方々への支援、地域における助け合い、社会に必要な新たな試みなどを通して、多くの方々を支え、応援することができました。

そのことは、寄付者の皆さま、資金をご活用いただいた団体の皆さまのお力によるものです。どうもありがとうございました。

冊子にまとめられているご活動は、すべてとても価値のあるものだと考えています。多くの方々にご覧になっていただければ幸いです。

2025年度HCF助成事業報告書

新たな事務局スタッフを募集(応募締切:6月25日)募集終了

いつもひょうごコミュニティ財団を応援いただき、誠にありがとうございます。

当財団では、兵庫の地域課題に挑むNPO等の支援活動をさらに進めるため、新たな事務局スタッフを募集いたします。

関係者の皆様におかれましては、本情報のシェアや関心のある方へのご紹介など、ご協力をいただけますと幸いです。詳細は特設サイトをご覧ください。ご応募を心よりお待ちしております。
(応募締切:6月25日)

▼特設サイトはこちら
https://activo.jp/s/a/124714

菊谷功さまに紺綬褒章の授与

 2026年4月14日の神戸新聞朝刊で、ひょうごコミュニティ財団の共感寄付プログラムにご寄付をお寄せ頂いた菊谷功さまに紺綬褒章の授与が行われたことが紹介されました。

 紺綬褒章は公益のために私財を寄付した方に対して授与されるもので、公益団体として認定されているひょうごコミュニティ財団への寄付もその対象となっております。

 今回は共感寄付プログラムの中で、中学生を対象にした無料塾「神戸みらい学習塾」へのご支援です。様々な背景を持った子どもたちが勉強しやすい環境作りにお役立て頂ければと考えております。

共感寄付プログラム第6期 終了のご報告

共感寄付プログラム第6期は、2026年3月31日をもって終了いたしました。

今期は30の団体が参加し、合計で20,605,236円(489件)もの温かいご支援をお寄せいただきました。 多くの方々の共感と応援の気持ちが、地域や社会のさまざまな活動を支える大きな力となりました。

ご協力くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。 寄付金の活用内容や各団体の活動成果など、詳細は後日あらためてご報告いたします。

そして、4月1日からは第7期がスタートします。 6月からさらに新たな団体も加わり、より多様なテーマでの取り組みが始まる予定です。 これからも、共感の輪を広げながら、地域や社会を支える活動を応援してまいります。

引き続き、共感寄付プログラムへのご関心とご支援をよろしくお願いいたします。

年末年始休室のお知らせ(2025.12.27-2026.1.4)

平素より当財団の運営に関しまして格別の配慮とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。

当財団では誠に勝手ながら、年末年始は下記の通り休室とさせて頂きますので、ご案内申し上げます。

年末年始休室日:2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)
新年は1月5日(月)より業務を開始致します。

〈休室期間中のご連絡先〉
 電話:078-380-3400 (留守番電話へのメッセージをお願い致します)
 FAX:078-367-3337
 E-mail:hyogo@communityfund.jp

休室期間中にいただいたご連絡につきましては、休室明けの業務開始以降順次ご対応をさせていただきます。

ボランティアマネジメントの基礎を学ぶ(12月13日から全4回)

ボランティアマネジメントの基礎を学ぶチラシ

仲間を集めたい!
でも、どうやって人に呼びかけたら
いいのかわからない……

そんなあなたのための
「ボランティアマネジメント」
を学ぶセミナーです。

📝チラシ 参加申込

【入門編】ボランティアマネジメントの基本を知る・学ぶ!
入門編では、市民活動のみなさんが陥りがちなボランティアに対する誤解をひもとき、ボランティアと協働していくための考え方と手法を学び直します。

【実践編】ボランティアマネジメントの基本を知る・学ぶ!
自団体オリジナルのプログラムづくりに、全3回で挑戦。ボランティアが参加したいと思える魅力はなにか、何をしてもらい、何を得てもらうかを言語化していきます。

【対象】
・神戸で活動するNPO や地域団体等で、ボランティアを集めたい、仲間を広げたいと考えている団体・個人。
・ボランティアについて、改めて学びたい団体・個人。

【実施運営・お問い合わせ先】

公益財団法人ひょうごコミュニティ財団(担当:安井・大田)
〒650-0022 神戸市中央区元町通6-7-9 秋毎ビル3階
☎ 078-380-3400 FAX 078-367-3337
✉ hyogo@communityfund.jp

※2025年度神戸市委託「NPO 等の運営基盤に向けた市民参加にかかるセミナー等実施業務」

認定NPO法人入門講座開催(11月7日)

11月7日(金)、あすてっぷKOBEで、「認定NPO法人入門講座」を開催しました。
神戸市から当財団が受託している「認定NPO相談窓口」事業の一環として行ったもので、今回は7団体9人の参加がありました。

今回は2024年度に認定NPO法人となったNPO法人てんびんの河野由季理事長をゲストにお招きしました。活動を始めたきっかけから、認定を見据えて取り組んだことや、当財団を含めた中間支援からどんなサポートがあり、どのように役立ったかを実感たっぷりにお話しいただきました。

後半は本事業を担当している大島より制度の説明を行いました。難しいと思われがちな認定NPO法人ですが、縁遠いものではないと感じていただけたようで、講座の後も多くの方が残り、熱心に質問されていきました。
参加された方からは「実際に経験された団体の話、具体的な手続きを聞くことができて参考になった」「自団体も前向きに考えたいので個別相談に伺いたい」との声をいただきました。

なお今回はNPO法人神戸ろうあ協会の手話派遣センターを通じ、手話通訳者の派遣をいただきました。今後もさまざまな方が参加できるための対応をしていきたいと考えています。