2月5日、西播磨のNPO団体に伺いました。
11月と1月の西播磨NPOネットワーク交流会でお会いした方々にお願いして、地域のことを教えていただこうという訪問です。
まずは、中国自動車道の山崎インターからほど近い、古民家を改造した「ひまわりの家」さんに伺いました。
雪の積もり始めた庭から一歩入ると、ぬくもりのある手作りの雑貨が迎えてくれます。
元々、事故や病気の後遺症で脳に障害を持った人の社会復帰を助けることを目的に作られたそうですが、そこにそれまで引きこもっていた若者が手伝いにきてくれるようになって新たな意義が生まれているそうです。
今の状況をどうにかしたいけれど不安でいっぱいという若者たちが、自信を取り戻す場所を目指すとのこと。
カウンターでの接客、パソコンを使う作業、奥の厨房での調理、畑での作業などのうち、できることから取り組んでいる様子でした。
ひまわりの家のお昼ご飯は、とてもやさしい味です。
【以上、特定非営利活動法人 高次脳機能障害ピアサポートひまわりの家】
栗栖川の土手から大きな看板の見える愛ランド。
それは工場で、中では障がいを持つ方々が解体作業などを行っています。
パン工房はこちら。
障がいを持つ人の状態に合わせて仕事を考えていった結果が、今の就労継続支援B型事業所となっているそうです。
この交流サロンの隣の部屋ではパソコンを使って作業中でした。
【以上、特定非営利活動法人 愛ランド】
たつの市の古い町並みの一画にあるのが、「NPO法人ひと・まち・あーと」さんの新しい事務所。
三軒長屋を改装しているとのことで、2階はまだ未完成。
古くて太い梁には、大工さんの署名も見えます。
味のあるおしゃれな空間になっています。
【以上、NPO法人ひと・まち・あーと】
次にお伺いしたのは、揖保郡太子町の「太子の風」さん。
田畑は多いものの大企業の工場もあり、それまでの風景とはかなり変わってきます。
JR網干駅から車で10分足らずなので、姫路神戸方面に通勤できるベッドタウンとのことです。
定年後に地域のために何か役に立つことをやろうと集まったみなさまの熱意に支えられた活動で、認定も取られたそうです。
余裕の感じられるお言葉に、これからの益々の躍進が期待でき、頼もしいですね。
【以上、認定特定非営利活動法人 ネットワーク太子の風】