採択団体訪問: あしたあさって
今日は、NPO法人あしたあさってさんに伺い、代表の高橋章子さんにお話を伺いました。
「NPO法人あしたあさって」は、2021年7月兵庫県西脇市に誕生しました。
このNPOは、あらゆる地域活動を中心に活動をしてきたメンバーで構成されており、子育ても、介護も、暮らしのことは、ぜんぶ「まちづくり」と捉え、地域の中で様々な活動をしている個人の方々や、団体の皆さんと一緒に歩み、つながりを作っていく中間支援団体です。「あしたあさって」は、昨年の「ひょうご・みんなで支え合い基金」の採択団体でもあり、その基金も利用して作り上げた「居場所」としての旧水尾町公民館に今回お邪魔しました。
ーー活動されていて、思うこと・気づいたことなどがあれば教えてください。
これまで、中間支援を行うという大きな目標のためには、色々なことができる人がたくさんいないとダメだと思っていましたが、ここ1年、この今や通称となった「旧水尾町公民館」での活動をやってみて、それは何か違うと思いました。この居場所があること自体が力であって、「自由に使ってください」とお声掛けしていると、人が集まり、人を育てることも活動も、みんなが自由・闊達にやってくれるのがいいと思うようになりました。
私だったら、こんなこと考えても1年ぐらいかかるだろうと思うことを、今の若い人たちは簡単にやっていくので、すごいなと思います。
ここは、「旧水尾町公民館」と言っていますが、他地域の方も来ていただける縛りのないところですので、肩を張らず、身の丈に合わせ自由にやっていると、いろんな人がいろんなアイデアをくれて、活動も拡がってきました。
ーー「あしたあさって」という名称について教えてください。
法人を作る前から、名前だけは決めていました。
例えば、今日めんどくさかったら「あした」って言うことでもいいし。色々な意味で取れるでしょう?
なんか明るいイメージあるじゃないですか。希望みたいなものに繋がる感じです。手の届く未来ということをイメージしています。
ーー昨年、西脇市のまちづくり支援団体に応募されましたが、如何でしたか?
募集期限ギリギリでの応募だったし、西脇市が期待するような提案でないことは判っていたので、採択されないのは、ある意味判っていたんです。あれに応募することで、自分達が何をしたいのかを考えるよい機会になったと思っています。ただ単に考えただけでなく、それを纏めて市の皆さんの前で発表して、考えが非常にクリアになりました。「15分圏内で会える地域での活動」を提案させて頂いたのですが、それが今の活動に繋がっています。
ーー髙橋さんの活動に対する想いのようなものをお話下さい。
色々な考え方の人がいますので、私と同じようなことを思ってくれる人はいないとか、本当にこれで良かったのかなとか、考えることはよくあります。
一緒にNPOの活動をやっていて、枝分かれしていくことなんてよくあるのですが、それは別に悪いことでもなく、仲間であることには変わらない。応援して何か共感するところだけでは繋がること、ゆるやかにつながることが大事なのかなと思っています。
実際には、ある程度の組織や仲間はいないと何も出来ませんので、それはそれで大切なものです。私にできないことが出来る仲間がいてくれることは宝です。それとは別に、ひとりでも前に進む、そんな強さは必要だなと思っています。
この場所も契約的には来年までとなります。「是非、継続させてほしい」との声も頂いていますし、「場所であれば、他にも色々あるよ」と言っていくれる人もいます。
その先、どの様な形での活動の継続が望ましいのか、この1年を大切にしながら、しっかりと考えていきたいと思います。
ーーありがとうございました。
あしたあさっては、旧水尾町公民館を拠点とし、様々な団体を支援しています。大きなイベントとしては、ボランティアサークル「れもんの木」さん主催の「全国一斉レモネードスタンド2025」が、2025年の6月14日に開催されました。
旧水尾町公民館でも、レモネードスタンドとマルシェが開催され、大変盛り上がったようです。売り上げは、兵庫県立こども病院に寄付され小児がんと戦う子どもたちの支援に繋げています。多くの方に活動を知っていただき、支援の輪が広がっていきますように。

