ひょうご・みんなで支え合い基金は、2020年に起こった新型コロナウイルスの感染拡大により困っている人たち ~とりわけ、子ども、女性、外国人、障がい者、高齢者、若者、就労困難者など~ への支援活動を支えるため、2020年5月に公益財団法人ひょうごコミュニティ財団内に設立されました。
コロナ禍という、これまでになかった災害へ適切に対応していくために、立上げにあたっては「オール兵庫」での広いネットワークを形成したこと、運営についても県内の様々な分野で活動している方々からなる実行委員会形式で行ったことが大きな特徴です。
基金の目的は2点ありました。
1. 新型コロナウイルスによって「一層厳しい状況に追い込まれる人を支える市民活動」を資金面で支えること。
2. 支え合いの社会を作ってきた市民活動が、コロナ下の状況でも、「コロナ後」の社会においても、さらに継続、発展していくようにその基盤を支えること。
2023年の時点でコロナ禍は終焉したとは決して言えませんが、緊急支援としての役割は果たしたと考え、2023年度をもって事業プログラムを終了しました。現在は、財団の他プログラムで助成事業を行っています。