経済状況や育つ環境にかかわらず、誰もが無料で参加できるように。
働くこと、学ぶこと、生きることを、リアルな言葉で感じる時間を届けます。
神戸の子どもたちのこれからを、地域の力で一緒に応援してください。
(共感寄付 2026年4月より参加)
なんのために?

中学生は、進路選択が現実味を帯び始める時期でありながら、「社会で働くこと」や「地域にどんな大人・仕事があるのか」に触れる機会が十分ではありません。その結果、自分の興味・関心や得意を、将来の学びや仕事と結びつけて考える材料が少なく、「何のために学ぶのか」「働くとは何か」「自分らしさとは何か」を、自分の言葉で整理しにくい状況があります。変化の激しい社会の中で、正解を当てることだけではなく、自分で意味づけし、選び、試し、積み上げていく力(キャリアデザイン力)が早い段階から求められています。
また、体験機会の格差という課題もあります。家庭の経済状況や環境の違いにより、外部講座や多様な大人と出会える機会にアクセスしづらい中学生も少なくありません。こうした格差は、将来の選択肢の幅や自己肯定感に影響しやすく、結果として「自分の未来はこうなりたい」と具体的に描けないまま、進路を“消去法”で選ばざるを得ない状況を生みます。夢ゼミは、参加費を無料にすることで、家庭環境に左右されずに中学生が参加できる場を守り、将来を考えるための土台となる経験を届けることを目指します。
さらに、夢ゼミが解決したい課題は「情報不足」だけではなく、「対話の不足」でもあります。中学生が不安や疑問を抱えていても、学校や家庭の中だけでは十分に言語化できず、相談先も限られがちです。そこで、社会で働く大人(地元企業・起業家等)の実体験に触れ、質問し、対話し、振り返るプロセスを通じて、子どもたちが“社会”を自分ごととして捉え直し、「学ぶことが将来の可能性を広げる」「困ったときは一人で抱え込まず相談してみよう」といった、次の行動につながる視点を得られることを重視します。
夢ゼミの到達目標は、①何のために学ぶのか/働くのかという自分なりの意味を将来像に投影し、そこにつながるキャリアを自ら積み上げていくキャリアデザイン力の育成、②企業や地域の大人との接点を通じて子どもたち自身の興味・関心を深めるきっかけづくり、③社会に貢献する人材へと育つ土台づくり、の3点です。これらを実現するために、夢ゼミは「多様な大人との出会い」と「中学生自身の対話・振り返り」を核に、子どもたちが自分らしく未来を描ける機会を継続的に提供します。
なにをする?

神戸市内で、中学生向けの無料キャリアデザイン講座「夢ゼミ」を年10回(月1回程度)実施します。各回は参加者30名程度を想定し、社会で働く大人(企業・起業家等)を講師として招き、仕事観・人生の選択・挑戦のプロセスなど「生きた経験」に触れられる学びの場をつくります。
プログラムは、講師による一方向の講演で終わらせず、中学生自身が「質問する・考える・言葉にする」時間を設けます。具体的には、講師プレゼンに加えて、質疑応答、ワーク(興味の棚卸し、印象に残ったことの整理、次にやってみたい行動の言語化など)、アンケート・振り返りを行い、学びを家庭や日常に持ち帰れる形にします。
運営面では、継続開催を前提に、講師の選定・依頼・事前打合せを丁寧に行い、「中学生に伝わる言葉」「対話が生まれる問い」「参加者が自分ごと化できる構成」になるよう調整します。また、当日は運営スタッフが場づくりを担い、質問が出にくい参加者には問いかけの補助を行うなど、一人ひとりが安心して参加できる雰囲気を整えます。特に、受講生の主体性を引き出すため、保護者の関わり方についても配慮し、必要に応じて“家庭に持ち帰る振り返り(持ち帰り課題)”の形で学びを深められるよう設計します。
本事業の収支予算では、運営するために最低限必要な、会場費、講師の旅費・出張宿泊料、講師謝礼、運営スタッフ謝礼に加え、広報費(チラシ制作・印刷、告知物)および事務運営費(保険、通信費、会場備品、印刷消耗品)のみを計上し、寄付等によって「無料で継続できる運営」を実現します。
寄付金額のイメージ
◎5,000円のご寄付で、中学生が安心して集える学びの場として、夢ゼミの会場費1回分をまかなえます
◎10,000円のご寄付で、講師を招くための講師への謝礼1回分をまかなえます
◎50,000円のご寄付で、夢ゼミを「無料で継続開催」するために、会場費10回分をまかなえます
大切にしていること(団体の強み)

【団体の強みについて】
夢ゼミで私たちが最も大切にしているのは、中学生が「自分はどんな未来を描きたいか」「何のために学ぶのか/働くのか」を、誰かに与えられた正解ではなく自分の言葉で捉え直していくプロセスです。そのために、講師の話を「聞いて終わり」にせず、質疑応答やワーク、振り返りを通して、学びを言語化し、次の一歩(調べてみる、誰かに相談する、やってみる)につなげる体験設計を重視しています。
また、夢ゼミの強みは、運営スタッフが多様な経歴を持ち、それぞれの専門性とネットワークを持ち寄って運営している点です。この多様性を活かし、地元企業・起業家など社会で実際に活躍する大人の中から、参加者にとって身近で具体的なロールモデルとなる講師を、開催回ごとのねらいやテーマに応じて選定できます。加えて、講師との事前打合せを行い、当日の内容が中学生に伝わりやすく、対話が生まれる構成になるよう調整します。
さらに、受講生一人ひとりへの寄り添いも大切にしています。質問が出にくい生徒には問いを立てる支援を行い、関心の芽が見えた生徒には深掘りのきっかけを渡すなど、当日の場づくりとフォローを通じて「自分にもできるかもしれない」という自己効力感につなげます。保護者の関わり方についても、生徒の主体性が育つよう配慮し、学びを家庭に持ち帰れる形(振り返り)を意識して設計します。
今後のビジョン
夢ゼミは、神戸市内で月1回(年12回)の継続開催を積み重ねることで、中学生が「何のために学ぶのか」「働くとは何か」「自分らしさとは何か」を自分の言葉で捉え直し、将来の選択肢を広げていける“地域の学びの場”になることを目指します。単発のイベントではなく、継続的に参加できる環境を整えることで、参加者が回を重ねるごとに自己理解を深め、興味・関心を具体的な行動(調べてみる、誰かに相談する、やってみる)へとつなげられる状態をつくります。
また、企業・起業家など多様な大人と中学生が出会い、対話する機会を増やし、講師の経験や価値観に触れることで、子どもたちが自分の中にある「働き方・生き方」の選択肢を増やせるようにしていきます。あわせて、講師候補の開拓と講座設計を磨き込み、講師の話を聞くだけでなく、質疑応答や
さらに、寄付等によって「無料で参加できる」形を維持し、家庭環境に左右されずに参加できる機会を守ります。継続開催の実績を積み、将来的には地域のさまざまな主体(学校・企業・大学生・地域団体等)との連携も視野に入れながら、夢ゼミを“中学生が自分の未来を描くための地域資源”として根付かせていきます。
担当者メッセージ
私たちは、「すべての子どもに、等しく教育の機会を。」という思いのもと、神戸で学習支援に取り組んでいます。中学生の時期は、将来や進路について少しずつ考え始める大切な時期です。しかし、家庭環境や経済状況、周囲の大人との出会いの違いによって、見える世界や思い描ける未来には大きな差が生まれてしまいます。
夢ゼミは、そんな子どもたちに、社会で生きるさまざまな大人と出会う機会を届ける場です。仕事のこと、進学のこと、挑戦してきた経験や迷いながら歩んできた道のりに触れることで、子どもたちは「こんな生き方もあるんだ」「自分にも選べる未来があるかもしれない」と感じることができます。その気づきは、学ぶ意味や自分を信じる力につながっていきます。
私たちが大切にしているのは、こうした機会を家庭の事情に左右されず、誰もが受け取れるようにすることです。必要としている子どもほど、こうした出会いの場から遠ざかりやすいからこそ、夢ゼミは無料で参加できる形を守り続けたいと考えています。
ご寄付は、子どもたちに特別な何かを与えるためだけではなく、本来なら誰にでも開かれていてほしい「出会う機会」「知る機会」「未来を描く機会」を届ける力になります。神戸の子どもたちが、自分の可能性をあきらめず、一歩先の未来を思い描けるように。あたたかなご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
団体基礎情報
| 団体名 | 一般社団法人神戸みらい学習室 (前身「神戸市職員有志」) |
|---|---|
| 設立 | 2017年4月1日(法人化2024年1月17日) |
| 住所 | 兵庫県神戸市西区 |
| ホームページ | https://www.kobemirai.com |
| メールアドレス | info@kobemirai.com |
| 代表等 | 【代表理事】 佐々木宏昌(神戸市職員) 【副代表理事】渡邊優子(兵庫県職員) 【監事】 青田淳(弁護士) 【顧問】 菊田健作(兵庫県立大学名誉教授) 中嶋圭介(神戸市外国語大学准教授) 糟谷祐介(神戸大学准教授) |
