日本の若者の自殺率はフランスの3倍。そこで私たちはフランスの子ども医療福祉システムを調査し、自殺予防のために日本式にシステムを導入しました。保健師・看護師・助産師・公認心理師等の医療従事者が無料で相談を受け付け、医療機関や支援団体に繋いで若者の困りごとの解決を目指します。支援活動をするうちに尼崎市で若者女性シェルターが必要になり作りました。子ども・若者が困難な状況でも、切れ目のない支援を届けられるように、活動の継続と充実のためご支援をお願いいたします。
(共感寄付 2025年9月参加)
なんのために?
尼崎市の児童虐待相談対応件数は3788件で神戸市より多くなっています(2022年)。そのうち児童虐待とされたものは約7割になります。虐待を受けた人は受けてない人と比べて自殺をする割合が約3倍と高くなることも分かっていて、自殺予防のためには虐待予防が重要と考えています。日本の10・20代の死因の1位は自殺で、先進諸外国と比較して約3倍も高い自殺率になっていますが、私たちの社会システムの変革で低下できると信じています。そのため、フランスのユースクリニックを調査して、それを基に日本版として「あまがさきユース保健室」を開始しました。具体的には体調の不良を気軽に地域で相談できるシステム作りです。活動を続けるうちに、家を飛び出して性行為を引き換えに泊まるところを探したり、望まない妊娠や性被害にあったりする危険性がある若者女性と何人も出会い、女性の安全確保と自殺予防のために若者女性シェルターを開始しました。

なにをする?
私たちは、尼崎市内で子ども・若者の悩み相談にのる「あまがさきユース保健室」をしています。メンバーは医療従事者(看護師・保健師・助産師・公認心理師)で、緊急に病院に繋いだ方がいい場合はクリニックや病院に同行支援も行います。「あまがさきユース保健室」は尼崎市あまぽーとは第1日曜日、それ以外の日曜日は西長洲団地で実施しています。これまで、のべ130件以上の相談を受け付け、医療従事者が相談員となり、必要に応じてクリニックへの受診や非営利団体等への付き添いを行って、子ども・若者の健康を守っています。また「家に帰れない」「今日泊まる場所がない」という子ども・若者たちへの支援として2025年4月からシェルター運営を開始しました。シェルターにはユース保健室で相談を受けた若者が入居できます。今後、一時的な利用ができるように整えていく予定です。シェルターを利用しながら若者たちが身の回りの生活ができるように私たちが伴奏しながら支援をしています。例えば、親との関係が悪いとなれば活用できる社会資源を考え提案したり、家族介入も実施します。
私たちが最も重視していることは、子ども・若者にとって家族でもない・学校でもない医療・福祉的知識がある第三の存在として、全人的に受け入れるということです。健康状態や貧困の有無にかかわらず「あまがさきユース保健室」を利用でき、家族内や学校内で何かあったとき、悩みを抱えたときに安心して思いを伝え、適切な支援を受けられる場所であることにより、早期に、そして包括的に支援が提供され、命を守ることができると考えています。
そこで、地域に根差した「あまがさきユース保健室」を展開して、シェルター運営をしていくことにより、子ども・若者が抱えている悩みに対して医療・保健の専門職者が切れ目なく支援につなげることを目的に活動をします。


寄付金額のイメージ
◎100円で子ども・若者の軽食が用意できます。
◎500円で子ども・若者の一食分の食事が用意できます。
◎1,000円で子ども・若者の日用品が用意できます。
◎5,000円で若者女性がシェルターで1日過ごすことができます。
◎10,000円で医療・保健の専門職者の1回分の謝礼を支給することができます。
大切にしていること
子ども・若者が健康的に生活でき、望む未来に向かって歩んでいけることを目指しています。健康とは、WHOが提唱している「肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱 の存在しないことではない」と定義しています。また、家族や学校でない第3者や居場所が地域にあることにより子ども・若者が困難な状況に陥ったとしても状況を打開できる支援を受ける機会を提供できると考えています。その結果、性被害や望まない妊娠、自殺に至ることなく健康を取り戻せると考えています。
今後のビジョン
今後のビジョンとしては、
❶地域にユース保健室の数を増やしていくこと、
❷女性シェルターが増え、何かあった時も頼れる場所があり、安心を提供できる地域づくり
を目指しています。子ども若者の健康を地域で支え、命を守ることを理念として活動を広げます。
担当者からのメッセージ
2023年11月から尼崎市後援で「あまがさきユース保健室」を始めました。メンバーは、看護師・保健師・助産師・公認心理師などの医療資格を持つ専門職者です。これまで、研究助成金などを獲得しながら運営を続けています。
活動を続ける中で、私たちの想定を超える相談や若者女性からのシェルター入居依頼が寄せられてきました。しかし、資金や人材に限りがあり、支援が十分に行き届きにくくなっています。その現状を打開するためにも、相談支援とシェルター運営の充実が必要になり、「共感寄付」の活用をさせていただく運びとなりました。
子ども・若者たちが健康的に目指す未来を目指して生活できるまでには時間がかかります。一度掴んだ手を離すことはできません。どうか、私たちの活動に共感をいただき、継続のためにもご支援を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

団体について
| 団体名 | あまがさきユース保健室 |
|---|---|
| 住所 | 兵庫県尼崎市 |
| 団体HP | https://www.instagram.com/amagasakiyouthclinic/ |
| 代表等 | 【代表理事】日吉 和子 |
