しあわせな未来は、わたしが選ぶ。 共感寄付

話してみよう、DVのこと

DVを語ることは、とても難しいです。

被害が表面化しにくい、被害者が名乗り出ることが難しいということに加え、誤解もまだまだ多いのが実情です。

DVという言葉自体に拒否反応を示す方もいらっしゃるでしょう。「自分で選んだパートナーなのだから、別れたらいいじゃないか」「暴力を受ける側に何か原因があるのではないか」そんな風におっしゃる方もいるかもしれません。自分とは関係ない、特定の人たちの問題と考えておられる方も少なくないのではないでしょうか。

DVに対する世間一般のイメージや思い込みを前にして、どうすれば伝わるか、どうやったら共感を持っていただけるか、悩みに悩んだ1カ月間でした。

そんなときに励みになったのは、実際に被害者支援に携わっている方々のぶれない思いでした。

「シェルター(被害者の緊急避難場所)の存在は社会的資源。もっと地域に開かれ、住民に安心と希望を提供できる存在になりたい」。

難しい、と感じてきたDVについてあえて話題にしてみることで、少しでも関心を持っていただければと思っています。

 

(事務局 入江)

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