住居を失う事情も様々で、失業や病気だけでなく、DV、児童虐待、不安定就労、服役など様々です。それらの方々が安定した生活基盤を整え、安心して生活できるように必要な支援を行います。
(共感寄付 2015年12月より参加)
なんのために?
ホームレス問題の解決は2002年に施行されたホームレス自立支援法によって国・地方自治体の責務とされたが、不安定雇用と不安定・不適切な住宅環境の拡大により、住居を失い生活に困窮する方がまだまだ多く存在するのが実情である。生活に困窮する方が増え、住居を失い野宿生活を余儀なくされる方(ホームレス状態の方)や不安定就労をしながら深夜営業の店舗などで寝泊まりする「ネットカフェ難民」といわれる方や不安定な住居、住環境が極めて悪いなど不適切な住居に居住する方は多く存在している。また、住居を失う事情も単に失業ということだけでなく、DV、児童虐待、不安定就労、病気、多重債務、服役など様々である。
住居を失った場合、その方々が個人の努力だけで安定した生活基盤を整えるということは極めて困難であり、様々な支援の実施による社会的な解決が必要であり、住宅面におけるセーフティネットの確立は喫緊の課題である。
生活保護を受けるなどして住居を確保した方も、様々な問題を複合的に抱えていることが多く、住居を確保して生活費が保障されるだけでは問題の解決に至らず、再度住宅を失う方、犯罪を繰り返してしまう方も少なくない。
しかし、そのための支援メニューはまだまだ貧弱である。支援にはそれぞれの方の状況とニーズに合った対応を求められ、細かな配慮と支援の取り組みが必要である。
当会では、阪神・淡路大震災以降、住居を失った方、生活に困窮する方への相談・支援活動を行い、約7000人の住居確保の支援を行ってきたが、相談者が減少することはなく、より一層の支援体制の充実が求められている。
2015年度には生活困窮者自立支援法が施行され、住居のない方への支援策として一時生活支援事業が設けられ、当会は2025年度県内16自治体から事業の委託を受けて実施予定であるが、この事業だけですべての住居のない方・ホームレス状態の方のニーズが満たされるわけではない。事業自体が自治体の任意事業のため実施していない自治体もある上、一時的な宿泊提供になじめない方、すぐに住居確保すべき方もおられ、様々な事情を抱えた方にマッチした支援策を行っていく必要がある。また、住居を確保後のフォローアップ、住居を失う前の支援も極めて重要である。寄せられる相談内容は多岐にわたり、複合的な問題を抱えている方への支援には専門的スキルとともにマンパワーと時間と費用がどうしても必要である。緊急的支援と共に生活基盤を確立させるサポート活動を充実させていきたい。
多くの相談に対応できる体制を整え、相談者のニーズにこれまで以上に応えられる活動を行っていきたいと考えている。
なにをする?
・生活に困り、生活基盤の基礎である住居をも失った方への緊急的支援を含む必要な支援の実施
・複合的で複雑な問題を抱えた方への必要な支援の実施
・どんな事情であっても、生活に困窮している、住居を失っているという方を見捨てず、フォローアップも含めた必要な支援の実施
・住居を失った方への支援活動だけでなく、住居を失う前の支援活動と様々なチャンネルでの相談へのアクセスの保障
・刑余者をはじめとした刑事施設からの釈放者の生活再建の支援・
・福祉施策、住宅施策など総合的な支援策の実現のための政策提言

寄付金額のイメージ
◎10,000円のご寄付で100人の方に温かい食事が提供できます。
◎5000円のご寄付で入居時の布団セットが提供できます。
◎2,000円のご寄付で毛布とカイロを用意できます
◎3,000円のご寄付で必要な情報が掲載されたニュースを発行できます
◎1,000円のご寄付でお風呂への入浴と下着セットを用意できます

大切にしていること(団体の強み)
住居を失う事情は様々です。相談者一人ひとりのご事情に合わせた解決策を共に考え、支援していくことが重要であると考えています。また、単に住居を確保したら問題解決ということはありません。抱えておられる様々な問題の解決を支援していくことが必要です。できることは何でもやっていきたいと考えています。
今後のビジョン
野宿したくない方が野宿しなくてすむ社会、失敗してもやり直しができる社会、健康で文化的な生活が誰にでも保障され人権が保障される社会の実現を目指していきたいと考えています。そのためには分厚い、何重もの支援のネットワーク、多くの方のご協力が必要です。
担当者メッセージ

生まれながらのホームレスの方はいません。みんな、故郷があり、友達や家族がいて、思い出があります。
また、好きでそのような生活を送っているわけではありません。何かの事情で住宅を失い、寝るところもその日の食事にも事欠くという状態に追いやられるのです。
そんな状態に陥った時、自分の努力だけで抜け出すことは極めて困難ですし、そのような状態を社会が放置していていいはずがありません。
しかし、福祉などの制度につながるにも様々な障壁があり、支援の活動がどうしても必要となります。
皆様の暖かい心が住居を失った方の生活再建と権利を守ることにつながります。
ぜひ力を貸してください。(担当:觜本 郁さん)
団体基礎情報
| 団体名 | 特定非営利活動法人 神戸の冬を支える会 |
|---|---|
| 住所 | (神戸事務所) 神戸市中央区中山手通1-28-7 (姫路事務所) 姫路市安田4丁目35カトウビル3階 |
| 電話 | (神戸事務所) 078-271-7248 (姫路事務所) 079-284-5514 |
| ホームページ | https://kobe-fuyu.org/ |
| メールアドレス | kobe-fuyu@nifty.com |

