しあわせな未来は、わたしが選ぶ。 共感寄付

学習の機会に恵まれない子供たちの夢をかなえたい

寄付募集金額

3,530,000  

 なんのために?

保護者の収入によって子供の教育が左右されない社会を目指したい!!

学校外教育費の格差 : 学校以外での教育活動にかかる費用が、教育費の大部分を占めています。しかし、所得が低い家庭ほど、学校外教育費が少なくなっており、子供たちに十分な学習機会を

 

提供できないという問題があります。学校外教育は、学力だけでなく、文化的な体験や人間関係の形成にも重要な役割を果たします。そのため、学校外教育費の格差は、教育格差を生み出す一因となっています。

10歳の壁 : 子供の学力に関して、9歳までは家庭の所得による差はそれほど見られませんが、10歳を境にして大きな差が出てしまうという現象があります。10歳は、小学4年生になる年齢で、学習する科目や内容が難しくなる時期です。このため、学校以外での学習時間の長さが、学力に直結しやすくなります。低所得家庭では、子供を塾に通わせたり、親が勉強を見てあげたりすることが難しいため、学力に差がついてしまいます。

貧困の連鎖 : 低所得家庭で育ち、十分な教育機会に恵まれなかった子供は、大人になっても貧困状態が続く可能性が高くなります。学力が低いと進学先が限られてしまい、所得の高い職業に就けるチャンスも少なくなるからです。このようにして、貧困は親から子へと連鎖していくことになります。

以上のように、経済格差が教育格差につながる社会的背景には、学校外教育費の格差、10歳の壁、貧困の連鎖などがあります。これらの問題を解決するためには、教育の機会や質を平等にすることが必要です。

なにをする?

無料の学習支援をします!!

対象 : 経済的理由または保護者の事情により学習の機会に恵まれない中学生と身体的理由などにより登校できない中学生。1日当たり40名。

取り組み : ① 無料の学習支援、週3回 17時から20時 英語と数学を中心に学校の授業の補完と高校 受験対策。年間120日実施。年間延べ受益者数4800人。

② 保護者対象の生活支援相談、学習支援相談 保護者40人対象 年3回

③ 地域他団体との交流会 学習支援についての情報交換会

④ 教育委員会との連携 不登校生の学習状況報告及び出席認定

実施地域 : 神戸市東灘区と長田区

期間 : 毎年度4月~3月

寄付金額のイメージ

・1,000円のご寄付で2人分、1年間の文房具が用意できます。

・2,000円のご寄付で学習支援大学生ボランティアの1回の交通費が用意できます。

・3,000円のご寄付で中学生10人分の1年間のプリント用紙代が用意できます。

・10,000円のご寄付で、中学生2人分の問題集、参考書、入試問題集が用意できます。

大切にしていること(団体の強み)

私たちは「学力はお金で買える」という社会風潮に一石を投じたい集団です。子供たちには無限の可能性があり、親の経済事情によってその可能性を失わせたくはないという強い思いを持っています。

設立メンバーは、全員元公立小中高の校長であり長年教育現場で様々な生徒を見てきたという強みがあります。もちろん全員教員免許を持っており、学習指導だけでなく生徒指導や進路指導に携わってきました。子供たちの自尊心や自己有用感を高めるノウハウを持っています。

今後のビジョン

1 神戸市の不登校中学生が1200名ほどに上り全国平均を上回っている状況のなか、第3の子供の居場所として夜間中学校を開設(現在は自主であり公的には認められていない)し、不登校生の学力保障と自己肯定感、有用感をはぐくみ将来に向けての夢や希望を醸成する支援を続ける。

2 神戸市の中学3年生の通塾率は80%と高い。一方で経済理由から通塾できない子供たちも存在する。夜間の無料塾を開設し学力を補充し学習習慣を身につけさせ自己有用感、肯定感を持たせ将来への夢や希望を持たせられるように支援する。

担当者メッセージ

これからの社会は、確実に右肩下がりの社会になります。しかし「国破れて山河在り」ではないですが、「山河」はこれからは「若者=教育」です。これからの社会を担う若者が、支えられることを体験することで、次代には「人を支えること」のできる有為な人材に育ってほしい。私たちはそういう思いで子供たちを支援しています。

団体基礎情報

団体名 特定非営利活動法人 全国夜間中学ネット
住所 〒654-0013 神戸市須磨区緑ヶ丘2丁目21番10号

(学習場所 通称:みんラボ) 甲南教室(東灘区)、長田教室(長田区公民館)

電話 090-3970-2177
団体HP https://yakan-jhs.com/

 

 

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