事業について
1. 外国人の人権擁護のための多言語で行う相談・支援事業(多言語生活相談ホットライン)
団体として電話、来所での多言語生活相談に対応
2024年9月1日〜2025年8月31日毎週金曜日13:00~20:00 (全52回)
新規相談件数:187件
性別:男性58人、女性138人 (合計190人 ※男女ペアで相談に来ている場合あり)
言語:日本語67件、タガログ語62件、英語21件、スペイン語19件、ポルトガル語10件、中国語3件、ベトナム語2件、タイ語2件、アラビア語1件
国籍:フィリピン67件、日本38件、ペルー14件、ブラジル11件、中国8件、シリア6件、ナイジェリア5件、ベトナム4件、ウガンダ3件、ネパール3件、
アフガニスタン、アメリカ、タイ、台湾、コロンビア、ボリビア、ミャンマー、ルーマニア・・・2件ずつ
スペイン、ウクライナ、ラトビア、モルドバ、モロッコ、リビア、エジプト、インド、パキスタン、バングラディシュ、イラン、ニュージーランド、イギリス・・・1件ずつ
相談内容:出入国53件、家族関係36件、くらし35件、住居26件、医療20件、社会保障18件、教育14件、労働9件、日本語学習3件、運転免許3件、就職2件、国籍2件、交通事故1件、ビジネス1件、その他9件(計232件)
2. 広報活動
・チラシ配布3000枚: ニュースレター同封、他団体への送付、手配り
・Facebook投稿: Facebookページに週1回委員と通訳者によるリレートークを投稿(全18回)
・インタビュー・PR活動:ひょうごコミュニティ財団やYouTubeチャンネルでのインタビュー。会議、セミナーなど会合で当団体の活動と寄付活動についてPR。
事業の成果
本事業を通じて、日本に暮らす外国人が直面する課題解決に貢献できたと感じています。特に、公的支援が不足しがちな分野において、通訳同行支援を継続できたことは大きな成果です。
近年増加している在留外国人は、言葉の壁や文化の違いから、孤立し、必要な情報や支援にたどり着けないことが少なくありません。救援ネットが外国人の「最後の砦」となり、一人ひとりの困難に寄り添い、行政や医療機関との橋渡し役を担うことで、彼らの孤立を防ぎ、地域社会に溶け込んで生活していくための手助けができていると考えています。
事業の手ごたえ
近年、相談者の国籍が多様化し、通訳者の確保が難しいケースや、相談対応が長期化するケースが増えています。DV被害に遭われた女性とその子どもたち、仮放免中の難民申請者、病気で生活が困窮した方々など、多くの方が深刻な問題を抱え、支援を必要としています。
このような課題に対し、皆様からの寄付金を通訳費用に充当できるようになったことは、私たちにとって大きな助けになっています。財政的に依然として厳しい状況ではありますが、皆様の温かいご支援のおかげで、私たちは相談対応を継続できています。
今後の事業について
5期は817,500円もの温かいご寄付をいただきました。目標金額の200万円には及びませんでしたが、多くのご寄付により、通訳同行支援に関する費用の一部を賄うことができ、通訳コーディネーター料にも当てさせていただきました。多くの在住外国人の支援につながりました。心より感謝申し上げます。
現在、救援ネットは公的な助成金、補助金の減少により、ますます財政的に厳しい状況にあります。一方、支援が必要な在住外国人は増加し続けています。
2024年12月末現在、兵庫県の在留外国人数は142,676人で、1年前から約1万1千人増加し、過去最多を更新しました。国籍別では、ベトナム、中国、韓国、ネパール、フィリピン、インドネシア、ミャンマーの順となっています。全国の在留外国人数は2024年末に376万9千人となり、3年連続で過去最多を更新しています。外国人住民の増加が見込まれる中、より良い相談体制を構築するため、通訳者の確保は不可欠です。
今後も一人でも多くの在住外国人を支援できるよう、皆様のご協力のもと、継続的に寄付金を募ってまいります。


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