真如苑・ひょうご多文化共生・外国人支援基金 中間報告会・ヒアリング


 6月6日(月)の午後に「真如苑・ひょうご多文化共生・外国人支援基金」の中間報告会を行いました。活動期間の中間となるこの時期に毎回行っているもので、今回は財団事務所の会議室でのリアル開催となりました。

 助成先からは5団体8名、基金の拠出元である真如苑さまから3名、また選考委員も2名参加し、活動状況の報告とともに、外国人支援の情報交換も行いました。


 また7日(火)・8日(水)は、今回のプログラムで助成している団体を訪問して、現場の空気を感じながら、活動状況や課題、今後の助成や支援に対しての要望をお聞きするヒアリングを行いました。

 日本でくらす外国人に対しては、技能実習生や留学生を巡る制度の面でも課題があり、また新型コロナ禍などの際も支援の網から漏れることが多く、人々の意識からも大きく取り残されている現実があります。

 報告会や現場でお話をお聞きする中で、厳しい状況に直面する方々の姿が改めて浮き彫りになり、その中で市民による支援が大きな役割を果たしていること、そして支援を広げるために必要な資源やネットワークなど、多岐に及ぶ課題を伺いました。