(共感寄付 2025年9月参加)
なんのために?
子ども期に虐待や逆境的な経験(Adverse Childhood Experiences:ACE)をもつ人々の声は,社会のなかで語られる機会が決して多くありません.当事者が自分の経験を自分の言葉で語り,それを社会のなかに残していくことのできる場も限られています.
一方で,支援者や教育関係者だけではなく,多くの人々が当事者の語りに触れる機会も十分とは言えません.そのため,当事者の経験や背景への理解は社会のなかでまだ十分に広がっているとは言い難く,当事者の孤立や誤解が生まれやすい状況が続いています.また,当事者の語りが社会に残らない状況は,支援のあり方を考えるうえでも大きな課題となっています.
このプロジェクトでは,当事者がさまざまなテーマで語る場を作り,その声を社会へ届けていきます.当事者の語りを社会のなかに残していくことで,多様な想いや経験をてがかりに,人々や社会の理解を少しずつ広げていくことを目指します.


なにをする?
このプロジェクトでは,子ども期に虐待や逆境的な経験をもつ当事者をゲストとして迎え,さまざまなテーマについて語り合うポッドキャスト番組を制作・配信します.番組では,当事者が自身の経験や現在の生活,社会との関わり,回復のプロセスなどについて,自分の言葉で語ることを大切にしています.語られる内容は一人ひとり異なり,多様な人生のストーリーを届けることができます.
ポッドキャストはインターネット上で無料公開されるため,さまざまな立場の人が当事者の語りに触れることができます.
既に,わたしたちは2026年1月よりポッドキャスト配信に取り組んでおり,配信を継続していきたいと考えております.
(本事業は通年で実施するポッドキャスト配信プロジェクトです.毎月1~2回程度の収録を実施し,収録後,編集作業を行いポッドキャストとして公開します.配信後はメールマガジン等を通じて番組の周知を行い、寄付状況に応じて年間の配信本数を増やし,当事者の語りを継続的に発信していきます.)
寄付金額のイメージ
◎ 20,000円のご寄付で…
ポッドキャスト1本分の収録・編集・配信を行うことができます.
当事者の語りを社会に届けるための放送1回分を支えていただけます.
◎ 50,000円のご寄付で…
ポッドキャスト2本分の配信を支援いただけます.
番組内でスポンサーとしてお名前を紹介させていただきます.
◎ 100,000円のご寄付で
ポッドキャスト4本分の配信を支援いただけます.
大切にしていること(団体の強み)
わたしたち一般社団法人TICC(Trauma Informed Care/Community)は,「こころのケガを抱えた人が、安心できる関係性の中で回復していける社会」を目指し,トラウマにやさしい文化を広げる活動を行っています。
このプロジェクトでは,第一に,当事者が安心して語ることのできる環境づくりを大切にしています.語りの主体はあくまで当事者であり,経験の語り方や伝え方についても,当事者の意思を尊重しながら進めています.
また,わたしたちはこれまで当事者と支援者の双方とのご縁をいただいており,語りを社会へ広く届けていくことができます.
今後のビジョン
今後もポッドキャストの継続的な配信を通じて,当事者の語りを社会のなかに残していく「語りのアーカイブ」を構築していくことを目指しています.
このプロジェクトは,ステレオタイプなイメージを払しょくし,当事者の個別的で多様なありかたを,そのまま受け止めていくための一歩にしていきたいと考えています.
そして逆境的な経験をした人々だけではなく,すべての人々がそれぞれの人生を安心して生きていくことのできる社会の実現に寄与していきます.
担当者メッセージ
わたしたちは,誰もが安心して生きられる社会につなげていくための取り組みのひとつとして,虐待的な環境で育った経験をもつ方々をゲストに迎え,ラジオ配信を通じてその声や想いを社会に届けています.見えにくさや生きづらさを共有することで,トラウマへの理解を深めていきます.
こうした取り組みは,多くの方のご理解とご支援によって支えられています.ひとつひとつのご寄付が声を届ける機会を広げ,理解を深める一歩となります.ぜひ温かいご支援を賜りますよう,心よりお願い申し上げます.
団体基礎情報
| 団体名 | 一般社団法人 TICC |
|---|---|
| 住所 | 尼崎市 |
| ホームページ | https://www.jtraumainformed-tic.com/ |
| 代表等 | 【代表理事】大岡 由佳、毎原 敏郎 |
