採択団体訪問: COUCOU
8月21日、兵庫大学で行われたCOUCOU(クク)さんのイベントを訪問しました。COUCOUは、今期2026年度の「ひょうご・みんなで支え合い基金」子ども分野にご応募いただき、採択された団体で、発達障がい・医療的ケア・グレーゾーンの子どもとそのご家族のケアを行っている団体さんです。
当日は、まさに発達障がい・医療的ケア・グレーゾーンのお子さんとそのご家族のためのイベントで、兵庫大学の学生も多くそのサポートのために駆けつけてくれました。第一部は大学内のAEDを探しながらスタンプラリーを楽しむ「大学探検ツアー」、第二部は学生さんとお子さんが一緒に折り紙で遊んだり、学生さんを交えてご家族同士が情報交換や交流をする二部構成でした。
当日は8家族の親御さんとお子さん、学生さん約10名のほか、市議会議員や市民活動団体の方々などが参加され、スタッフや大学関係を含めると40名ほどの集いとなりました。
今回は、代表の岡田さんにお話を聞いてみました。
ーーイベントを開催するきっかけを教えてください。

医療的ケアが必要な子どもを育てる家族の日常を、もっと多くの人に知ってほしいという思いから、年に数回、兵庫大学内のさまざまな学科で講演活動を行っています。今回のイベントは、そこでのつながりをきっかけに、兵庫大学で初めて開催しました。
障がいのあるお子さんを持つご家族にとって、大学はハードルが高い場所だと感じています。ただ、講演活動を通じて、兵庫大学には車椅子の方や支援を必要とする方が通っていることを知り、子どもたちの将来について、親たちも知ることで、何か将来の可能性が広がるのではないかと思ったことがきっかけです。
そこで、障がい学生支援オフィス(Qるーむ)の剱物先生や学生さんからアイデアをもらい、学生さんたちを巻き込んだイベントを開催しました。AEDを捜しながらのスタンプラリーも頂いたアイデアです。
ーー今回のイベント、とても和やかな雰囲気でしたね。

医療的ケアが必要な子も、発達障がいやグレーゾーン、不登校など、どのような子どもを育てているご家族でも集まれるから、「ちょっとおいでよ」という形で、本当に軽い感じで集まって、励まし合える関係性が、うちの団体の強みだなと思っています。交流会での何気ない相談を、今後専門職として働く学生さんや、議員さん、専門職の方を通じて、さまざまな制度とご家族をつないでいきたいので、これからもその輪を広げていきたいと思います。
昨年10月に同じ支援級に子どもが通っていた当事者家族の母である副代表の柴田さんと2人で始めた団体COUCOUさん。早くもつながりが広がっていることを実感されていました。ピアサポート(同じ経験を持つ家族が互いの経験を共有し助け合う仕組み)の場づくりとして、お子さんが参加できる座談会などを定期的に開催されています。「気軽に遊びに来てほしい」と話していました。
